Entrepreneurs' Mind

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This article was written on 13 11月 2011, and is filled under インタビュー記事累計, 草野絵美氏.

アイデアを形にする×草野絵美氏(2)


アイデアを形にする×草野絵美氏(2)http://entrepreneursmind.net/wp-content/uploads/2011/11/kusano36-150x150.jpgEntrepreneurs' Mind

アイデアを形にする×草野絵美氏(2)前回に引き続き、草野絵美さん(@gyorome)へのインタビュー。
前回の記事はこちら:起業に至った背景×草野絵美氏(1)

草野絵美氏(@gyorome)

株式会社Kwl-E (クゥーイー) 代表取締役
慶応義塾大学環境情報学部2年
17歳の時からファッション・フォトグラファーとして原宿界隈でストリートスナップの撮影をし続け海外メディアを中心に活動
2011 2月 NY国立博物館で行われた”Japan Fashion Now”に作品出展
現在『TokyoDigigirl』をオンライン連載中
HP: http://kusanoemi.com/

自分をスケールする方法

「第一歩として、自分のやりたいことを実現するために大事にしていることがあります。それは自分が発信していくこと。『自分はこういうことがしたいんですよー』ってブログやtwitterで発信していると、必ず共感してくれる人がいて、誰かが会ってくれる」

特に東京などに来れば、いろんな人が集まっている。これは自分の幅を広げるチャンス。

「いろんな種類の人たちとできるだけ交流することが大切。どんな人でもあなたより優れている部分をもっているはずで学ぶ事があると思います。私は実際に会えば仲良くなれるし、 どんなタイプの人が来ても驚かなくなった。いろんな分野の人と会うことで視野も広がる。人の影響って大事だなーって思いますね」

彼女はMagnet Girlと呼ばれる。それは、自分が思ったことを発信することで、自分が会いたいと思う人と引き寄せ合うように会ってきたからだ。それは偶然だったり、人を介してだったり。

「それは自分の根底にあった好奇心や情熱の強さが見えるように行動してきたからだと思う。こういうビジョンをもっているんだ!と自分を表現していると、チャンスが掴みやすくなります。これは私だけ運が良いからとかではないと思っていて、そういう風に発信していけばみなさんにもいっぱい好きなことを仕事にできると思います」

アイデアを形にすること

直感的で行動派でもある草野氏には、心がけていることがあるという。

「‘形にする’ということは、とても大切。インターネットが普及して誰もがアイデアを拾える時代になってきました。私にしか思いつかないってアイデアも、世界中のどこかで考えている人が必ずいるはずです。だから、アイデアだけでは価値がない。誰よりもいかに速く形にできるか。その形になったものが、時代の需要と、人々の感性と、科学的な真実に触れたとき、イノベーションは起きると思います」

インターネットで誰もアートに触れられる時代になった。たまたま、検索したビデオから、インスピレーションを受けるかもしれない。誰でも情報を手に入れられる時代に、いかに実社会に形を作り出せるかがカギだ、と語る。

「スタートアップも同じです。まずビジョンがあって、プロダクトのデモを作ってから初めて、資金調達ができる。そして、より活き活きしたプロダクトを作るには、早めに行動することが一番なんです」

株式会社Kwl-Eの創立

8月4日は、草野絵美氏の誕生日である。

「創業メンバーが、誕生日に立ち上げようってプロポーズみたいに言ってくれて、すごく嬉しかったんです(笑)三人で始めたのですが、私たちのいいところは三人全員の能力がかぶっていないところです。UIデザイナー巣籠くんのマネジメント能力、洗練されてユーザビリティに特化したデザイン力、久保長くんの天才的な習得能力の早さ、凄まじいです。私は人を引っ張ったり、表に出るお道化担当です(笑)サービスアイデアそのものの良さも大切だけど、このメンバーなら、良いものができると確信しました」

クリエーターの創作環境を良くしたいという思いから立ち上げた「Kwl-E」。現状では、企業プロジェクトにアクセス出来るデザイナーの数は限られているという。

「私も、1クリエイターとして活動してきました。でも、私の場合は写真の技術よりコミュニケーション能力で仕事を取ってきました。それって、フェアじゃないと思うんですね。いいものが世の中に伝わりやすくイノベーションが起こりやすい環境にしたい、そういう思いで第一歩を踏み出しました。もっとライバルも増えて欲しいですね。活躍されている方も、簡単に思えちゃうと調子でないじゃないですか(笑)」

学生へメッセージ

「学生であることのメリットを考えてみてください。私は、メリットは大きくわけて三つあります。まず、一つ目は、ものすごく暇だということです。 『大学生のうちにいっぱい遊んでおきなさい、将来働かなきゃいけないから』と言う人がいるけれど、私は大人になってもずっと好きなことして遊んでいたいし、それを仕事にしたい。なら、今のうちやっとこう!と考えました。 達成したい目標があるとしたら急がない理由はない。失敗だって、もしかしたら早めにしておいた方がいいかもしれません。 二つ目に、時間を持て余している、潜在的に能力の優れた仲間を探しやすいことです。社会人になってしまうと、なかなかそうはいきません。そして、三つ目のメリットは、周りに応援してくれる人がいっぱいいることです。社会人になってからではありえないくらい周りの大人も助けてくれるし応援してくれます。スタートアップを立ち上げるのに、こんな良い機会はないです。決して、学生起業家、学生フォトグラファーと得意げに名乗ることが、メリットではないのです。」

やりたいことがなくても、好きなことから始めればいい。そして、これがないと生きていけないってくらいに暗示をかけることがコツだという。

「目標を達成するのに、成功することを信じ続け、時には好きなことのために無理することは、大切だと思います。”この星の数だけいるうちの一握りだけが成功する。” そんな言葉は無視しましょう。だってまず、‘星の数いるからできない‘と思っている人が、星の数ほどいるんですから(笑)」

(文 山中@yamachika0719 )

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